過去の栄光にすがる事なく未来を見つめ続けて

今週のお酒は《スプリングバンク10年》です


このお酒は2012年09月01日の記事｢ブルームーン｣にコメントしてくれた｢オカリナやまちゃん｣が好きだと言っていたキャンベルタウンのシングル･モルトです。

このキャンベルタウンは一時期はウイスキーの産地として栄えていたのですが、質より量を優先してしまい消費者から見放され、衰退してしまいました。

最盛期には34あった蒸留所も、今ではスプリングバンク蒸留所を含めて2つになってしまいました。

何だかコザとにていますね(^_^;)

それでもそんな厳しい中で残った2社はかなりの実力があります。

このスプリングバンク10年もこだわりの技術で造られた美味いお酒で、グラスに注いだ瞬間、部屋中に甘い香りが充満し口に含むと華やかで濃密な甘さがあります。非常にバランスのとれたウイスキーでモルト入門編としてもお勧めですよ。