今日紹介するお酒は

《グレイスラムコルコル・レッドラベル》です


コルコルは日本で始めてラムを造った会社で

沖縄本島の約400km東にある南大東島にあります


以前紹介した《イエラム》と同じ

沖縄発のラム酒ですがこちらが先輩になります

なのでコルコル先に紹介したほうが良かったですね

先輩を差し置いて先にイエラムを紹介してしまいました


イエラムの記事はこちらをクリック
↓
IeRum Santa Maria



コルコルを造っている

株式会社グレイスラムは

一人の女性が

「もしかして沖縄のサトウキビでもラム酒が造れるのでは？」

との思いつきで

沖縄電力(株)の社内ベンチャーである

「MOVE2000プログラム」を利用し

平成16年3月1日に立ち上げた会社で

コルコル「COR　COR」という名前は

「CORAL　CORONA（珊瑚の冠）」の

頭部分の文字を取ってつけられています。


グレイスラム蒸留所は

その成り立ちも変わってますが

蒸留所がある場所も変わってます

なんと

グレイスラム蒸留所があるのは

南大東空港跡地



株式会社グレイスラムの看板より

南大東空港の看板のほうが目に付く

というか南大東空港しか目に入らない

ここでラムを造っているようには見えないですね

この南大東空港は

1934年9月に日本海軍の飛行場として建設され

1970年には南西航空の定期航空便としてYS-11が就航

1973年2月に

沖縄県本土復帰による第三種空港設置許可を申請したところ

なんと滑走路の長さが基準に達していなくて

当時就航していたYS-11は発着できなくなってしまいます

今まで発着してたのに長さがたりないって・・・


そこで

1997年7月に

滑走路長1,500mの新南大東空港が建設され

旧南大東空港は廃止

で今はラムを造っているという

空港だから建物は頑丈だし敷地も広いから

蒸留施設としては最適かもしれないですね


南大東空港の看板ををそのまま残しているもなんかいいですね


それでは皆様も良い夜を♪

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