今回紹介するお酒は
《グレンフィディック プロジェクトＸＸ》です


プロジェクトダブルエックスと読みます

なんと

かの有名なＮ○Ｋの番組よりエックスが多い

それはいいとして

前回紹介したＩＰＡに続き

エクスペリメンタル・シリーズの第２弾です

今回の実験はウイスキーにおける個性です


通常、ウイスキーはモルトマイスターや

マスターディスティラーと呼ばれる人が

どの樽をどれくらいの割合で

バッティング(ブレンド)するかを

ひとりで決定しています

そうすると

蒸留所の個性＝モルトマイスターの好み

になってきます

それが悪いわけでは無いのですが

しかしマイスター複数いたらどうなるのか？

その疑問のひとつの答えが

コードネーム《プロジェクトＸＸ》です


プロジェクトＸＸのために

秘密裏に世界16か国から20人のモルトマスターが

スコットランドのダフタウンにある蒸留所に招待されました


彼らに課せられたミッションは

グレンフィディックが貯蔵している何千もの樽の中から

最も興味があるひと樽を自分の判断で選ぶこと

こうして選択された20樽のモルトをバッティング

設計図なし

シナリオなし

合議 なし


何が産まれるか誰も分からない

スコッチの歴史の中でも誰もやってない

興味深い実験から産まれたモルトウイスキー


それが

《グレンフィディック プロジェクトＸＸ》です


その実験結果がどうなったのかは

ぜひあなたの五感で確認して下さい


では今夜も良い夜を♪


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