今日紹介するウイスキーは

《ザ・ネイキッドグラウス》です


ですが

本題の前に

ちょっとだけその弟分に当たる

《ザ・フェイマス・グラウス》の話をしようと思います


《ザ・フェイマス・グラウス》は

発売当初は《ザ・グラウス》という名前だったのですが


皆が「あの雷鳥のウイスキーを」と注文しているので

《ザ・フェイマス・グラウス》（有名な雷鳥）

に改名したら

スコットランドで

30年連続売上本数No１(ブレンデッドウイスキー部門)

しかも

1984年には英国王室御用達にも指定されました


その《ザ・フェイマスグラウス》を

シェリー樽で4年以上追熟させたのが

初代《ザ・ネイキッドグラウス》で

2013年にリリースされてます


そして今日紹介する

《ザ・ネイキッドグラウス》は

2017年にリニューアルした

二代目《ザ・ネイキッドグラウス》になります

初代との大きな違いは

元々モルトウイスキーとグレンウイスキーを

ブレンドした

ブレンデッドウイスキーだったのを

グレンウイスキーは使用せず

モルトウイスキーだけをブレンドした

ブレンデッドモルトウイスキー

として生まれ変わったところです


使用されているモルトは

ザ・マッカラン

ハイランドーパーク

ザ・グレンタレット

ザ・グレンロセス

など

それこそfamousな原酒を使っています

しかもお値段据え置きなのも嬉しいですね


ちなみに

スコッチの名前は地名や何とかの谷とかが多いのですが

雷鳥ってちょっと珍しいなと思ったら

雷鳥はスコットランドの国鳥だそうです

なるほど


ところで日本の国鳥は分かりますか？

僕の調査では正解率8％くらいでした

「日本の国鳥は？」と聞くと

鶴とかトキと答える人が多いですが

どちらもハズレです

正解はキジです

ただ

法律で定められているわけではないですけどね


ですが一般に販売されている日本のお酒の銘柄で

雉(キジ)の名前のお酒は聞いたことがないですね


宮中のお正月行事で祝い酒として振る舞われる

「雉酒」というのはあるのですけど

それはお酒の銘柄では無いですしね


余談ですが

中国は2007年に国鳥を丹頂鶴と決めたのですが

最近それを見直す声が出ているそうです

理由は丹頂鶴の学名

Grus japonensis

が気に入らないという人がいるそうです


それでは皆様も良い夜を♪