今日はケルト民族の伝わるある伝説を紹介しましょう

～　紡がれるもう一つの物語　～

コリーヴレッカンの伝説を話そう。

だがこの話は、君が聞いた話とはちょっと違うかもしれない。

ここアイラ島には別の言い伝えがあるのだ。　

今もまだ終わらないはなしが･･･

ブレッカン(Breacan)を聞いたことがあるだろうか？
アイラの王女に恋をしたヴァイキングの王子。

彼は、カリアッハ(Cailleach)の渦のなかに三日三晩、身を置くことで
王女への愛と献身を証明しようと、危険な大渦に漕ぎ出していった。

けれど船のイカリを支える三本のロープは、一本、また一本と
切れてに大渦のなかに引きこまれて消えてしまった。

そして、
ブレッカンは、大渦に呑みこまれて深い海の底に沈んでしまった

と伝説では伝えられている。

彼の名に因んで名づけられた"コリーブレッカン(Corryvreckan)"の渦のなかで。

けれどもしそうではないとしたら…

大渦を守護するいにしえの女神"カリアッハ・ヴェーラ(Cailleach Bheare)が王子の生命を欲し、
彼を水中の奥底にある彼女のすみかに連れ去ったのだとしたら･･･

そして、ブレッカンは漆黒の静止した沈黙のなかでずっと眠っているのだとしたら･･･

そしていつか、彼女が我々のもとに、彼を返すべき時がやってくる。

としたら

ブレッカンはどんな形で現れるか誰にも分からない


これがケルトに伝わるコリーヴレッカンの伝説です。

そして、史上最強のモルトウイスキーとして伝説の勇者コリーヴレッカンが帰ってきました。

《アードベッグ・コリーヴレッカン》

「臆病者、飲むべからず！」

挑戦的なキャッチコピーですね。

この記事のタイトルにもしていますが、この台詞は僕が考えたのではなく、アードベッグ蒸留所が公式に言っているのです。

これが、アードベッグ史上最強と言われるウイスキー《アードベッグ・コリーヴレッカン》ですね。

さて、

あなたはこの渦潮に立ち向かう勇気を持っていますか？

今回はこのコピーを伝えたくてあえて公式サイトから写真をコピペしましたが、一応僕が写した写真も載せておきます。



それでは今夜も良い夜を♪

追記
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