《ショット バー アイラ》沖縄市(コザ)銀天街のbarでウイスキーを飲む

沖縄市銀天街にある小さなBARです。幻のバーボン、金賞受賞ウイスキー、絶版スコッチ、オリジナルカクテル、ハイネケン生、ここでしか飲めない命の水を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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ブランデー

レミーマルタンその三

今日こそ《レミーマルタン》について書かないと・・・
レミーマルタン

レミーマルタン社は1724年フランスのコニャック地方で、レミー・マルタンによって創設されました。

つまり《レミーマルタン》とは人の名前だったんですね。

そのレミーさんはフランスの小さなワイン商のもとに生まれ、幼いころから父のワイン作りを手伝っていました。

そして、ワイン作りの技術とそれまでに築いた財産を元に、1724年レミーマルタン社を創業したのです。

さらに、今日におけるレミーマルタン社の発展の礎を築いたのが、4代目エミール・レミー・マルタンになります。

彼は、それまで主流であったコニャックの樽売りに併せ、当時まだ浸透していなかった箱売りなども手がけ、そのための非常に厳しい品質管理を確立し、レミーマルタン社の経営方針を整えていきました。

現在の《レミーマルタン》のラベル中央にあるシンボルマーク『セントー』もエミール・レミー・マルタンが考えたものです。

セントーとはギリシャ神話に出てくるケンタウルスの事で、彼がケンタウルスを採用した理由は

1,ケンタウルスが人と自然の調和を表していること、

2,ケンタウルスの力強く神々しいイメージ、ケンタウルスはギリシャ神話の酒の神「バッカス」の従者であること、

3,エミール・レミー・マルタンが射手座だったこと
といわれてます。

製造法については、《レミーマルタン》には大きく分けて3つの特徴があり、

1つめは、6つのぶどう生産地区の中でも最上級の「グランド・シャンパーニュ」とこれに次ぐ「プティット・シャンパーニュ」、これら2つの畑で収穫されたぶどうのみ使用します。

なお、この2つの土壌の組み合わせで作られたコニャックを「フィーヌ・シャンパーニュ・コニャック」と呼びます。


2つめが、蒸留方法です。一般的にはブランデーの蒸留は、リーズ(底に沈んだかす)をろ過した後に行いますが、レミーマルタンではろ過せずに蒸留します。

リーズを残してゆっくり2回蒸留することでアミノ酸を多く含ませ、レミーマルタン独特のコクのある味わいに仕上げることがねらいです。

これはレミーマルタンの伝統的な蒸留方法で、リーズ蒸留法と呼ばれています。


3つ目は、熟成に樹齢100~150年リムーザン地方のオーク材製の樽を使うことです。

レミーマルタンの品質の高さは、このような一切妥協のないコニャック造りの姿勢に支えられています。

さて、三回に分けてレミーマルタン及びブランデーのことなどを書いてきましたが、これでブランデーシリーズ終了いたします。

長い間お付き合いいただき誠にありがとうございます。

名残惜しいですが、また別の回でお会いしましょう。

では、今夜も良い夜を♪

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