《ショット バー アイラ》沖縄市(コザ)銀天街のbarでウイスキーを飲む

沖縄市銀天街にある小さなBARです。幻のバーボン、金賞受賞ウイスキー、絶版スコッチ、オリジナルカクテル、ハイネケン生、ここでしか飲めない命の水を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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バーボンウイスキー

親子でやっちゃいました

今日紹介するお酒は
《ノブクリーク・シングルバレル》です。
ノブクリーク・シングルバレル


このお酒は、以前に強くなければ生きて行けない。優しくなければ生きる資格がないで紹介した《ブッカーズ》爺さんの名前だったんだよで紹介した《ベイシルヘイデン》と同じクラフトバーボンと呼ばれる逸品です。

でも、クラフトバーボンてなんぞや?

それは、ジムビーム家の6代目ブッカー・ノー氏が、ワイルドターキーのジミー・ラッセル氏、バッファローとレースのエルマー・T・リー氏らと共に〝バーボンの新しい歴史を作る〟という信念を掲げ、徹底した管理下で長期熟成させスモールバッチ(小ロット)で世に送り出したスーパープレミアムなバーボンのことです。
 
そして、その中の一本が《ノブクリーク》です。

《ノブクリーク》はシリーズのなかでも最も長い9年熟成で、6代目ブッカー・ノーが禁酒法以前の“本来あったバーボンの姿”を目指して復刻した、アルコール度数100プルーフ(50%)の力強いバーボンです。

《ノブクリーク》とはケンタッキー・ヒルにある小川の名前で、ケンタッキー出身の第16代大統領リンカーンが幼少期を過ごした場所といわれてます。

そして、独特のボトルは、禁酒法時代の人々がブーツに隠しやすいようにと、フラスクボトルに酒を入れて持ち歩いたらしくそれを模した形になってます。

また、ラベルのデザインも、新聞紙にボトルをくるみ、取締官の目を盗んで持ち歩き、飲んでいたことに由来してます。

なのですが

それはジンビーム家の6代目ブッカー・ノー氏が造ったお酒

今回のは《ノブクリーク・シングルバレル》

ボトルやラベルのデザインなどは基本的に同じですが、こちらはブッカー・ノーの息子でジムビーム7代目となるフレッド・ノー氏が造りました。

彼は、父が造った《ノブクリーク》の原酒の中からさらに選びぬいた樽だけをそのまま瓶詰めし《ノブクリーク・シングルバレル》にしちゃいました。

なので、度数は《ノブクリーク》の100プルーフ(50度)に対し《ノブクリーク・シングルバレル》は120プルーフ(60度)

これは、より原酒を味わって欲しいということなんでしょうね。

この二本は2014にロンドンで開かれた酒類コンペテイションISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で《ノブクリーク》が、GOLDを受賞。

さらに《ノブクリーク・シングルバレル》は最高賞のTrophy(トロフィー)のを受賞しました。

そして、《ブッカーズ》《ベイカーズ》《ベイシルヘイデン》《ノブクリーク》の4本のクラフトバーボンのなかで、アメリカで一番人気があるのが《ノブクリーク》だそうです。

でも、アイラではブッカー・ノーさんが造った《ノブクリーク》は棚から消えた過去があります。

はたして、その息子が造った《ノブクリーク・シングルバレル》はアイラのバックバーで生き残れるのでしょうか。

世界が認めても、アイラのお客さん認めるとは限りませんからね。

期待しましょう。

それでは今夜も良い夜を♪


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