スコッチウイスキー
古代の神秘と謎を秘めたウイスキー
今日は《アイル・オブ・ジュラ》を三本いきます。
以前にも《アイル・オブ・ジュラ10年》を紹介しましたが、今回紹介するのは今しか飲めないプレミアムジュラですよ。
まずは、
《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》
オリジンとは、始まりとか、原点とかいう意味で、ラベルに描かれている三つのスパイラルは古代ケルトのシンボルと言われており「進歩、完成、輪廻」の概念を表しています。
また、この文様はアイルランドの巨石時代や、新石器時代の場所で発見されていて、最も古い例はケルト以前の石の記念碑に刻まれたもので、その多くがニューグレンジ通路墓内や入り口の石、 古墳を取り巻く縁石などに用いられています。
なんか、話が考古学になってしまいましたね。
そんな訳で(どんな訳よ)、この《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》は、原点と位置づけているだけあって、軽くて、柔らかな味わいに仕上がっています。
次は
《アイル・オブ・ジュラスーパーステイション》
スーパースティションとは、英語で”迷信”という意味で、ラベルに刻まれているのはエジプト十字架(アンク・クロス)と呼ばれる文様です。
アンク・クロスは古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)で、生と死、男性と女性の均衡(バラン ス)を意味し、熱意、生の喜び、エネルギーを表し、不滅の神の力”が宿ると言われ、アンクの力を信じる者は一度だけ生き返ることができると信じられています。
そんな神秘の力を感じさせる《アイル・オブ・ジュラスーパーステイション》は、ヘビーピートの(ピートを強く焚いた)モルト原酒に、13年~21年以上熟成させたライトピートなモルト原酒を ヴァッティング(合わせた)し造った、アイル・オブ・ジュラ蒸留所オフィシャルの新商品になります。
ジュラ蒸留所のオーナーであるクリス・コンウェイ氏は、「ウィスキー生産において、この方法が使われるのは初めてのことである」と語っています。
ちなみに、最初のボトリング(1stロット)は、2002年12月13日の金曜日に250ケースが、英国及び欧州向けにリリースされ、発売直後に完売。
2回目のボトリング(2ndロット)は、2003年2月18日、805ケースが、おもに欧州向としてリリースされました。
初ボトリングが13日の金曜日というのも、意味ありげですね。
味わいはハイランドよりピーティで、アイラよりはクセが無いという感じです。
最後は
《アイル・オブ・ジュラプロフェシー》
プロフェシーは、予言という意味でジュラ島の女性予言者にまつわる逸話から名づけられました。
その逸話とは
ある時、島にいた女性預言者が「キャンベル家の最後の一人が独眼となり、破産した後白い馬で去って行くだろう」と予言しました。
そのため、キャンベル家の怒りをかい、女性予言者は島から追放されました。
そして月日が流れ、1938年チャールズ・キャンベルが、第1次大戦で片目を失明し島に戻り、その後事業にも失敗して、島から去ることになりました。その時にチャールズ・キャンベルの乗った馬車が白い馬でした。
こうして、予言は現実の事となったのです。
そんな逸話にあやかり《アイル・オブ・ジュラプロフェシー》のラベルには、未来を見通す預言者の目が描かれています。
プロフェシーは年に1回の限定生産で、40ppmのヘビーピーテッド麦芽から蒸留された1999年ヴィンテージをメインに、シェリー樽とリムーザンオーク樽熟成のノンピート原酒を加え、複雑なフレーバーに仕上げました。
スーパースティションよりも断然スモーキー、ピーティで、19世紀初めにつくられていたジュラを彷彿させるパワフルな味わいです。
アイラモルトとも異なるこのヘビーピートウイスキーは、ノンチルフィルター(ろ過しない)、でボトリングしており、ジュラ島が育んだ特有のフレーバーをそのままお楽めます。
この三本はほとんど流通していないので、沖縄で三本とも飲めるのはここだけです。(たぶん・・・)
《アイル・オブ・ジュラスーパーステイション》は何とかネットで探せますが、《アイル・オブ・ジュラプロフェシー》と《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》はねっとでも手に入れるのは難しいです。
特に《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》は情報すら少ない本当に希少なお酒です。
今回もそれぞれ200mmしか手に入れることが出来ませんでした。
200mmというとシングルで約6杯分なので早いもの勝ちですよ。
ジュラ好き、スコッチ好き、ウイスキー好きは早めにどうぞ!
それでは皆様も、良い夜を♪
追記
トップ画面のプロフィールに営業時間、連絡先等、記載しておきますので利用して下さい。
《shot bar ISLAY》の詳しい場所や、黒板ギャラリーはこちらから→ISLAYホームページ
気になるウイスキーのお値段はこちら→whiskey menu
「もう少し読んでやろうじゃないか」と思ってくれたら読者登録お願いします。
読者登録と解除はこちら→読者登録
新規に読者登録をしてくれたら、「登録したよ」と教えて下さい何か1杯おごります。
※トップ画面はこちら→《ショット バー アイラ》沖縄市(コザ)銀天街で世界一のバーボンを飲む
※「こんなウイスキー飲みたいなー」などのご意見、ご感想がありましたら遠慮なくメール及びメッセージください。
なお、誹謗、中傷、一切受け付けます。
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以前にも《アイル・オブ・ジュラ10年》を紹介しましたが、今回紹介するのは今しか飲めないプレミアムジュラですよ。
まずは、
《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》
オリジンとは、始まりとか、原点とかいう意味で、ラベルに描かれている三つのスパイラルは古代ケルトのシンボルと言われており「進歩、完成、輪廻」の概念を表しています。
また、この文様はアイルランドの巨石時代や、新石器時代の場所で発見されていて、最も古い例はケルト以前の石の記念碑に刻まれたもので、その多くがニューグレンジ通路墓内や入り口の石、 古墳を取り巻く縁石などに用いられています。
なんか、話が考古学になってしまいましたね。
そんな訳で(どんな訳よ)、この《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》は、原点と位置づけているだけあって、軽くて、柔らかな味わいに仕上がっています。
次は
《アイル・オブ・ジュラスーパーステイション》
スーパースティションとは、英語で”迷信”という意味で、ラベルに刻まれているのはエジプト十字架(アンク・クロス)と呼ばれる文様です。
アンク・クロスは古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)で、生と死、男性と女性の均衡(バラン ス)を意味し、熱意、生の喜び、エネルギーを表し、不滅の神の力”が宿ると言われ、アンクの力を信じる者は一度だけ生き返ることができると信じられています。
そんな神秘の力を感じさせる《アイル・オブ・ジュラスーパーステイション》は、ヘビーピートの(ピートを強く焚いた)モルト原酒に、13年~21年以上熟成させたライトピートなモルト原酒を ヴァッティング(合わせた)し造った、アイル・オブ・ジュラ蒸留所オフィシャルの新商品になります。
ジュラ蒸留所のオーナーであるクリス・コンウェイ氏は、「ウィスキー生産において、この方法が使われるのは初めてのことである」と語っています。
ちなみに、最初のボトリング(1stロット)は、2002年12月13日の金曜日に250ケースが、英国及び欧州向けにリリースされ、発売直後に完売。
2回目のボトリング(2ndロット)は、2003年2月18日、805ケースが、おもに欧州向としてリリースされました。
初ボトリングが13日の金曜日というのも、意味ありげですね。
味わいはハイランドよりピーティで、アイラよりはクセが無いという感じです。
最後は
《アイル・オブ・ジュラプロフェシー》
プロフェシーは、予言という意味でジュラ島の女性予言者にまつわる逸話から名づけられました。
その逸話とは
ある時、島にいた女性預言者が「キャンベル家の最後の一人が独眼となり、破産した後白い馬で去って行くだろう」と予言しました。
そのため、キャンベル家の怒りをかい、女性予言者は島から追放されました。
そして月日が流れ、1938年チャールズ・キャンベルが、第1次大戦で片目を失明し島に戻り、その後事業にも失敗して、島から去ることになりました。その時にチャールズ・キャンベルの乗った馬車が白い馬でした。
こうして、予言は現実の事となったのです。
そんな逸話にあやかり《アイル・オブ・ジュラプロフェシー》のラベルには、未来を見通す預言者の目が描かれています。
プロフェシーは年に1回の限定生産で、40ppmのヘビーピーテッド麦芽から蒸留された1999年ヴィンテージをメインに、シェリー樽とリムーザンオーク樽熟成のノンピート原酒を加え、複雑なフレーバーに仕上げました。
スーパースティションよりも断然スモーキー、ピーティで、19世紀初めにつくられていたジュラを彷彿させるパワフルな味わいです。
アイラモルトとも異なるこのヘビーピートウイスキーは、ノンチルフィルター(ろ過しない)、でボトリングしており、ジュラ島が育んだ特有のフレーバーをそのままお楽めます。
この三本はほとんど流通していないので、沖縄で三本とも飲めるのはここだけです。(たぶん・・・)
《アイル・オブ・ジュラスーパーステイション》は何とかネットで探せますが、《アイル・オブ・ジュラプロフェシー》と《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》はねっとでも手に入れるのは難しいです。
特に《アイル・オブ・ジュラ・オリジン》は情報すら少ない本当に希少なお酒です。
今回もそれぞれ200mmしか手に入れることが出来ませんでした。
200mmというとシングルで約6杯分なので早いもの勝ちですよ。
ジュラ好き、スコッチ好き、ウイスキー好きは早めにどうぞ!
それでは皆様も、良い夜を♪
追記
トップ画面のプロフィールに営業時間、連絡先等、記載しておきますので利用して下さい。
《shot bar ISLAY》の詳しい場所や、黒板ギャラリーはこちらから→ISLAYホームページ
気になるウイスキーのお値段はこちら→whiskey menu
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