《ショット バー アイラ》沖縄市(コザ)銀天街のbarでウイスキーを飲む

沖縄市銀天街にある小さなBARです。幻のバーボン、金賞受賞ウイスキー、絶版スコッチ、オリジナルカクテル、ハイネケン生、ここでしか飲めない命の水を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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バーボンウイスキー

バーボンのパパなのだ♥

今日紹介するお酒は、《エライジャ・クレイグ12年》です。
エラジャ・クレイグ

この《エライジャ・クレイグ12年》はもちろん12年以上熟成させたバーボンを使用していて、しかもスモールバッチバーボンです。

ちなみにスモールバッチ・バーボンというのは、「10樽以下の原酒をブレンドして瓶詰めしたバーボンのみが名乗ることができる」と法律で決められています。つまり、「貴重だよ」ということですね。

バーボンでは貴重な12年熟成を貴重なスモールバッチで瓶詰めしていて、さらに安いときたらもう飲むしかないね。

さらにちなみに、エライジャ・クレイグって言うのは、プロテスタントの牧師さんでの名前で、1789年フランス革命が最高潮に盛り上がっている年に、彼はライ麦ではなく、コーンを主原料に蒸留し、内側の焼けた樽に入れたまま丸太小屋に置き忘れ、3~4年後に開けてみると焦げた樫のために赤味がかった芳醇な液体が現れたといわれている。

この製法が現在のバーボンにつながっていきクレイグ牧師は「バーボンの父」と呼ばれていたりします。

でも

置き忘れたって・・・

そう、クレイグ牧師は「樽で熟成させよう」なんてつもりはなく単におき忘れたんです。

そして、今では法律で定められている「樽の内側を焦がす」のも計算ではなく偶然だったわけです。

なぜ樽の内側が焦げていたかについては、樽を置いてある鳥小屋が火事になりそこにあった樽をそのまま使用したとか、魚が入れてあった樽を使用したので生臭さを消す為に内側を焼いたとか諸説あり、はっきりとは分かっていないですが、どちらにせよ「たまたま」だと言う事ですね。

そんなクレイグ牧師の名前を冠したバーボンは、限定販売のプレミアムバーボンとして1986年に登場しました。

わりと最近ですね。

しかも、この《エライジャ・クレイグ12年》は、クレイグ牧師の名前に恥じないバーボンを開発すると決めてから、発売にいたるまで25年かかったそうです。

いくつかの偶然が重なりアメリカ・ケンタキーで生まれたバーボンウイスキー

長い年月と、長い距離を越えて、それが今沖縄で飲める。

そう考えながらグラスを傾けると「世界は奇跡で満ちている」とさえ思えてきます。


それでは皆さんも奇跡に囲まれながら良い夜を♪


追記
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