ウイスキーお酒の雑学
あなたは騙されてないですか?
以前に、日本の法律では、輸入ワイン及び輸入ブドウ液を発酵させた物であっても日本国内で瓶詰めされてあたら、《国産ワイン》と表記出来る。
と言う記事を書きましたが、実はウイスキーでも表記のマジックがあります。
これはある国産ウイスキーとスコッチ、の表記なんですがどちらも《モルト・グレーン》と表記されてます。


けれどもこの2つは表記は同じですが意味は全く違います。
スコッチウイスキーの《モルト・グレーン》とはグレーンウイスキーと、モルトウイスキーをブレンドしている(混ぜ合わせている)といる意味ですが、国産ウイスキーの方は原材料にモルト(大麦)とグレーン(トウモロコシ等の穀物)が使われている。と言う意味になります。
日本ではウイスキーの作り方に対する法的な決まりはないに等しいので、ブレンドウイスキーもグレーンウイスキーもバーボンウイスキーも原材料が同じならば表記も同じになります。
ちなみにバーボンウイスキーの表記がこれ

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを別々に作り、ブレンダーが独自の感性と味覚でブレンドしたウイスキーも、グレーンウイスキーとしか呼べないウイスキーも、一般の消費者には見分ける事が出来ないのが日本の現状です。
極端に言えば工業用アルコールに麦焼酎を混ぜた飲み物も日本では《グレーン・モルト・ウイスキー》と表記できます。
実際に、焼酎のような物に工業用アルコールを添加し、チップで樽の匂いをつけて、カラメル色素で色をつけてウイスキーとして販売している会社もあります。
驚くべき事に、これはどれも違法ではありません。
と言う記事を書きましたが、実はウイスキーでも表記のマジックがあります。
これはある国産ウイスキーとスコッチ、の表記なんですがどちらも《モルト・グレーン》と表記されてます。


けれどもこの2つは表記は同じですが意味は全く違います。
スコッチウイスキーの《モルト・グレーン》とはグレーンウイスキーと、モルトウイスキーをブレンドしている(混ぜ合わせている)といる意味ですが、国産ウイスキーの方は原材料にモルト(大麦)とグレーン(トウモロコシ等の穀物)が使われている。と言う意味になります。
日本ではウイスキーの作り方に対する法的な決まりはないに等しいので、ブレンドウイスキーもグレーンウイスキーもバーボンウイスキーも原材料が同じならば表記も同じになります。
ちなみにバーボンウイスキーの表記がこれ

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを別々に作り、ブレンダーが独自の感性と味覚でブレンドしたウイスキーも、グレーンウイスキーとしか呼べないウイスキーも、一般の消費者には見分ける事が出来ないのが日本の現状です。
極端に言えば工業用アルコールに麦焼酎を混ぜた飲み物も日本では《グレーン・モルト・ウイスキー》と表記できます。
実際に、焼酎のような物に工業用アルコールを添加し、チップで樽の匂いをつけて、カラメル色素で色をつけてウイスキーとして販売している会社もあります。
驚くべき事に、これはどれも違法ではありません。
なぜなら、工業用アルコールも原材料は穀物(グレーン)ですし、樽の香りをつけるために入れられるオーク材のチップは、後から取り出すので添加物には当たらないのです。
それに日本では0.2%以下のカラメル色素などは表記義務は無いとされています。
この0.2%以下と言う数字、一見たいしたこと無いように感じますが、あの真っ黒なコーラでさえ添加されているカラメル素は0.4%です。
ウイスキーの様な色にするくらいなら0.2%も添加すれば十分で、それ以上添加する必然なんか無いんですね。
もちろん日本にも真面目にウイスキーを作っている蒸留所はあります。
でも残念ながら消費者にその違いが分かる仕組みがありません。
そして更に残念な事に、とてもウイスキーとは呼べない代物の方が日本では売れてます。
もし本物のお酒を飲みたいのなら、自分でお金と時間をかけて勉強するか、信頼出来るバーテンダーを見つけるしかないですね。
ワインやウイスキーに限らず日本酒にもまったく同じ事が言えるのですが、それはまた別の機会にお話しましょう。
「○○を飲むと頭が痛くなる」と言う方がいますが、その言葉を聞くと、こう言いたくなります。
「あなたが飲んでいるお酒は本物ですか?」
大地の恵みと自然の力によって造られ、職人の技術と思いが込められたお酒と、近代技術で作られ、コンピューターによって管理されたお酒。
あなたはどちらのお酒を飲みたいですか?
それでは今夜も良いお酒と良い夜を♪
それに日本では0.2%以下のカラメル色素などは表記義務は無いとされています。
この0.2%以下と言う数字、一見たいしたこと無いように感じますが、あの真っ黒なコーラでさえ添加されているカラメル素は0.4%です。
ウイスキーの様な色にするくらいなら0.2%も添加すれば十分で、それ以上添加する必然なんか無いんですね。
もちろん日本にも真面目にウイスキーを作っている蒸留所はあります。
でも残念ながら消費者にその違いが分かる仕組みがありません。
そして更に残念な事に、とてもウイスキーとは呼べない代物の方が日本では売れてます。
もし本物のお酒を飲みたいのなら、自分でお金と時間をかけて勉強するか、信頼出来るバーテンダーを見つけるしかないですね。
ワインやウイスキーに限らず日本酒にもまったく同じ事が言えるのですが、それはまた別の機会にお話しましょう。
「○○を飲むと頭が痛くなる」と言う方がいますが、その言葉を聞くと、こう言いたくなります。
「あなたが飲んでいるお酒は本物ですか?」
大地の恵みと自然の力によって造られ、職人の技術と思いが込められたお酒と、近代技術で作られ、コンピューターによって管理されたお酒。
あなたはどちらのお酒を飲みたいですか?
それでは今夜も良いお酒と良い夜を♪