今日紹介するお酒は《ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサス》というバーボンで8年熟成と12年熟成を紹介します。

《イエロー・ローズ・オブ・テキサス8》

《イエロー・ローズ・オブ・テキサス12》

直訳すると「テキサスの黄色いバラ」と言う意味なのですが、じつはこれ、南北戦争（１８６１～１８６５年）の時代に歌われた同名のバラードと、
それに出て来る女性の名前で、その女性がものすごい美人だったので、「イエロー・ローズ・オブ・テキサス」といえば「テキサス美人」という意味なんです。

日本で言えば「あきたこまち」といったところですかね。

《イエロー・ローズ・オブ・テキサス》は１７８８年に創業された『ケンタッキー・リザーブ・ディスティリング社』の主要ブランドで、ネルソン郡バーズタウンにある蒸留所『ヘヴン・ヒル蒸留所』から原酒を買い付け、自社の熟成庫にて熟成しています。

ちなみに『ケンタッキー・リザーブ・ディスティリング社』は、今は『ヘヴン・ヒル社』の子会社となっています。

《イエロー・ローズ・オブ・テキサス》のラインナップは【４年】【８年】【１２年】【１５年】とありますが今回は、【８年】と【１２年】を用意しました。

【８年】熟成品は、アルコール度数９０プルーフ（４５度）で、内側を焦がしたホワイトオークで樽熟成を行い、チャコールフィルターによるバーボン特有のコクがあり、洗練された香りを持っています。
比較的スタンダードな味わいで口当たりが優しいライトタイプですね。

【１２年】熟成品はアルコール度数１０１プルーフ（５０．５度）で、高めのアルコール度数にもかかわらず、長期熟成によるまろやかでスムーズな喉ごし。華やかで豊かな香味が楽しめ、余韻も長く続きます。こちらはミディアム・ヘヴィタイプのバーボンになります。

僕の個人的感想を言えば、この12年熟成がザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサスのラインナップの中で、まろやかさと香りのバランスが、一番良いのではないかと思います。

若いテキサス美人を楽しむか

熟成したテキサス美人を楽しむのか

あるいは両方同時に楽しむか

あなたの好み次第です・

では今夜も好きなお相手と良い夜を♪


追記
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