バーボンウイスキー
職人の技とと魂をそのまま詰めた《メーカーズマーク・カスクストレングス》
今日紹介するお酒は
《メーカーズマーク・カスクストレングス》です

メーカズマークは以前にも紹介してますね。
一度目はレッドトップのハーフボトル
過去の記事はこちら⇒初めて見た!メーカーズマーク(レッドトップ)375mlボトル
二回目はメーカーズマーク・46
過去の記事はこちら⇒そんなの中に入れたらおかしくなる。
そして、今回の《メーカーズマーク・カスクストレングス》
今回は3度目ですし、メーカズマークについてもう少し詳しく話します。
スコットランドから移住してきたロバート・サミュエルズさんが、1840年に始めたサミュエルズ蒸留所がメーカーズマークの前身になります。
そして、その名残がWhiskyの綴りに現れてます。
どういうことかというと、ほとんどのバーボンウイスキーの綴りはWhiskeyとなっています。
そうですメーカズマークのWhiskyの綴りにはeが入ってないんです。
じつはこのことから、ロバート・サミュエルズさんのルーツがアイルランドだと分かります。
通常アイリッシュウイスキーはIRISH Whiskey、スコッチウイスキーはSCOTCH Whiskyと表記されています。
アイリッシュ系はeがあるけど、スコットランド系にはeが無い。
もともとバーボンはアイルランド系移民の人たちが造り始めたお酒なので、ウイスキーの綴りもアイリッシュ式のWhiskeyなんですね。
ちなみに、日本のウイスキーは「まっさん」でおなじみの竹鶴政孝(ニッカ創業者)さんが、スコットランドから学んできたのが始まりなので、ジャパニーズウイスキーの綴りはWhiskyとなってます。
ウイスキーのボトルお見るときは、そんなとこも注意してみると面白いですよ
話をメーカーズマークに戻しましょう
そして、1953年にサミュエルズ家4代目のT・ウィリアム・ ビル・ サミュエルズ・シニアさんが、スターファームにある蒸溜所(旧名・バークスプリング蒸溜所)を購入、修復して今あるメーカズマーク蒸留所をつくりました。
その際、ウイリアムさんは、170年間伝えられた先祖伝来のレシピを全て捨てることからはじめました。
色々考えはあったと思いますが、勇気ありますね。
彼は今までの製法を全て見直し、ライ麦ではなく小麦を使うレシピを開発しました。
その開発もたくさんのドラマがあるのですが、長くなるので割愛させていただきます。
また機会があったらお話しますね。
こうして、苦労して開発した小麦を使ったバーボン造りですが、その小麦も蒸留所周辺4マイル(約6.5km)四方の契約農家から買い入れている冬小麦しか使用しない。と徹底した品質管理をおこなっています。
そしてメーカズマークといえばあの封蠟(フウロウ)が特徴的ですよね。
それは、ウイリアムさんの奥さんマジョリーさんのアイディアでした。
ボトリングした後には誰も手を加えることのできない、そしてふたつとして同じ形のない封蝋。
そしてラベルもマジョリーさんが考えました。

「S」はサミュエルズ家の頭文字で「Ⅳ」は4代目を表しています。
星印はメーカーズマークがある土地がスターヒル・ファームと呼ばれていたからで、円が所々途切れているのは一時期バーボンの蒸留をやめて他のビジネス行っていたことの反省だそうです。
このシンボルマークには創業時の想いと、二度とバーボン造りをやめないという決意が込めれれています。
メーカズマーク(製作者の刻印)という名前もマジョリーさんの発案で、この名前には手造りでしか出せない味を追い求める。そんな、ウイスキー職人の魂が込められています。
その姿勢を今でも貫いていて、これだけ世界的なウイスキー蒸留所なのに、メーカーズマークは誇りを持って今もコンピューター化していない会社です。
そのためウイスキーの製造、管理は全て人間が行います。
その誇りがメーカズマーク(製作者の刻印)
そんなメーカーズマークが今回リリースしたのが《メーカーズマーク・カスクストレングス》です。
カスクストレングスとは、ろ過をしない、加水もしない、他の樽と混ぜない、原酒に一切の手を加えず、樽からそのままビン詰めしたことを言います。
メーカーズマークの魂がダイレクトの感じられる一本になってます。
この《メーカーズマーク・カスクストレングス》は現在のところ、日本には正規輸入されてないので手に入りにくくなってます。
この機会を逃さないで下さいね。
それでは今夜も良い夜を♪
※営業時間やお店の場所、連絡先等はプロフィールをご覧下さい
メニューは記事の下部、又は上部にあります。
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このブログに関する誹謗中傷一切受け付けます。
《メーカーズマーク・カスクストレングス》です
メーカズマークは以前にも紹介してますね。
一度目はレッドトップのハーフボトル
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二回目はメーカーズマーク・46
過去の記事はこちら⇒そんなの中に入れたらおかしくなる。
そして、今回の《メーカーズマーク・カスクストレングス》
今回は3度目ですし、メーカズマークについてもう少し詳しく話します。
スコットランドから移住してきたロバート・サミュエルズさんが、1840年に始めたサミュエルズ蒸留所がメーカーズマークの前身になります。
そして、その名残がWhiskyの綴りに現れてます。
どういうことかというと、ほとんどのバーボンウイスキーの綴りはWhiskeyとなっています。
そうですメーカズマークのWhiskyの綴りにはeが入ってないんです。
じつはこのことから、ロバート・サミュエルズさんのルーツがアイルランドだと分かります。
通常アイリッシュウイスキーはIRISH Whiskey、スコッチウイスキーはSCOTCH Whiskyと表記されています。
アイリッシュ系はeがあるけど、スコットランド系にはeが無い。
もともとバーボンはアイルランド系移民の人たちが造り始めたお酒なので、ウイスキーの綴りもアイリッシュ式のWhiskeyなんですね。
ちなみに、日本のウイスキーは「まっさん」でおなじみの竹鶴政孝(ニッカ創業者)さんが、スコットランドから学んできたのが始まりなので、ジャパニーズウイスキーの綴りはWhiskyとなってます。
ウイスキーのボトルお見るときは、そんなとこも注意してみると面白いですよ
話をメーカーズマークに戻しましょう
そして、1953年にサミュエルズ家4代目のT・ウィリアム・ ビル・ サミュエルズ・シニアさんが、スターファームにある蒸溜所(旧名・バークスプリング蒸溜所)を購入、修復して今あるメーカズマーク蒸留所をつくりました。
その際、ウイリアムさんは、170年間伝えられた先祖伝来のレシピを全て捨てることからはじめました。
色々考えはあったと思いますが、勇気ありますね。
彼は今までの製法を全て見直し、ライ麦ではなく小麦を使うレシピを開発しました。
その開発もたくさんのドラマがあるのですが、長くなるので割愛させていただきます。
また機会があったらお話しますね。
こうして、苦労して開発した小麦を使ったバーボン造りですが、その小麦も蒸留所周辺4マイル(約6.5km)四方の契約農家から買い入れている冬小麦しか使用しない。と徹底した品質管理をおこなっています。
そしてメーカズマークといえばあの封蠟(フウロウ)が特徴的ですよね。
それは、ウイリアムさんの奥さんマジョリーさんのアイディアでした。
ボトリングした後には誰も手を加えることのできない、そしてふたつとして同じ形のない封蝋。
そしてラベルもマジョリーさんが考えました。

「S」はサミュエルズ家の頭文字で「Ⅳ」は4代目を表しています。
星印はメーカーズマークがある土地がスターヒル・ファームと呼ばれていたからで、円が所々途切れているのは一時期バーボンの蒸留をやめて他のビジネス行っていたことの反省だそうです。
このシンボルマークには創業時の想いと、二度とバーボン造りをやめないという決意が込めれれています。
メーカズマーク(製作者の刻印)という名前もマジョリーさんの発案で、この名前には手造りでしか出せない味を追い求める。そんな、ウイスキー職人の魂が込められています。
その姿勢を今でも貫いていて、これだけ世界的なウイスキー蒸留所なのに、メーカーズマークは誇りを持って今もコンピューター化していない会社です。
そのためウイスキーの製造、管理は全て人間が行います。
その誇りがメーカズマーク(製作者の刻印)
そんなメーカーズマークが今回リリースしたのが《メーカーズマーク・カスクストレングス》です。
カスクストレングスとは、ろ過をしない、加水もしない、他の樽と混ぜない、原酒に一切の手を加えず、樽からそのままビン詰めしたことを言います。
メーカーズマークの魂がダイレクトの感じられる一本になってます。
この《メーカーズマーク・カスクストレングス》は現在のところ、日本には正規輸入されてないので手に入りにくくなってます。
この機会を逃さないで下さいね。
それでは今夜も良い夜を♪
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